香川県の感染症流行状況まとめ(2026年第18週)|胃腸炎・コロナ・溶連菌に注意

感染症流行状況

こんにちは。つなぐ感染対策支援室の横山です。

香川県感染症情報センターより、2026年第18週(4月27日〜5月3日)の感染症週報が公表されました。
実際の週報はこちらからご覧ください(香川県ホームページ)。

今回の週報では、感染性胃腸炎が引き続き多く報告されており、保育施設や高齢者施設を中心に注意が必要な状況が続いています。また、新型コロナウイルス感染症は流行ではないものの、前週より増加傾向がみられています。

そのほかにも、

  • 溶連菌感染症
  • RSウイルス感染症
  • 細菌性胃腸炎

など、小児や施設内で広がりやすい感染症が散発的に報告されています。

感染症は「大流行してから対応する」のではなく、日頃から正しい感染対策スキルと体制を整備し備えておくことが重要です。

この記事では、香川県の最新感染症週報をもとに、

  • 今どんな感染症が流行しているのか
  • どの施設で注意が必要か
  • 現場で意識したい感染対策

について、感染管理認定看護師の視点でわかりやすく解説していきます。

香川県の感染症流行状況(2026年第18週)のポイント

香川県では現在、感染性胃腸炎を中心に小児の感染症が継続して報告されています。特に保育施設や学校、高齢者施設では引き続き注意が必要な状況です。

主な流行感染症の傾向

① 感染性胃腸炎(ウイルス性)

現在もっとも多く報告されている感染症です。

  • 県全体ではやや減少したものの、依然として報告数は多い
  • 特に小児を中心に発生
  • ノロウイルスなどを原因とする可能性がある
  • 小豆地区では定点あたり14.0人と比較的多い状況

保育施設・介護施設では、吐物処理や手洗いの徹底が重要です。
吐物処理については過去にまとめておりますので、併せてご覧ください↓


② A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

報告数は減少傾向ですが、引き続き発生しています。

  • 発熱、咽頭痛、発疹などが特徴
  • 学童期の子どもに多い
  • 東讃・西讃でやや多め

咽頭痛を訴える児童が増える時期には注意が必要です。


③ 新型コロナウイルス感染症

報告数は少ないものの、前週比では増加しています。

  • 前週比220%と増加傾向
  • 主に成人から高齢者の報告が多い傾向
  • 流行ではないが散発的に発生している

医療・介護施設では、引き続き標準予防策(個人防護具の適切な使用・手指衛生)の継続が重要です。


④ 感染性胃腸炎(細菌性)

細菌性胃腸炎もやや増加しています。

  • 食中毒との関連にも注意
  • 発熱や血便を伴うケースもある
  • 中讃地区で比較的多い報告

これから気温・湿度が上がる時期に向けて、食品衛生管理が重要になります。


⑤ RSウイルス感染症

報告数は減少しています。

  • 乳幼児中心の呼吸器感染症
  • 咳、鼻汁、喘鳴などが特徴
  • 重症化リスクのある乳児では注意が必要

今後の注意点

今回の週報では、

  • 胃腸炎
  • 呼吸器感染症
  • 小児感染症

が同時に散発している状況が見られます。

特に保育施設や高齢者施設では、

  • 排泄ケア後の石けんと流水による手洗い
  • 吐物処理の徹底
  • 咳エチケット
  • 体調不良時の早期対応

が重要です。香川県感染症情報センターも「感染性胃腸炎への注意」を呼びかけています。


「最近、施設内で感染症対応に追われることが増えた」「マニュアルはあるけれど現場で活かしきれていない」——そんなお悩みはありませんか?

感染対策は、流行してから慌てて対応するよりも、平時から“施設に合った仕組み”を整えておくことが重要です。

つなぐ感染対策支援室では、

  • 保育施設
  • 介護施設
  • 医療機関
  • 障害福祉施設
  • 企業

などを対象に、現場に合わせた感染対策支援を行っています。

「何から相談すればいいかわからない」という段階でも問題ありません。

  • 職員教育
  • 感染対策相談
  • 嘔吐物処理訓練
  • 感染対策マニュアル整備
  • BCP作成支援
  • クラスター発生時の対応相談

など、施設の状況に合わせてサポートしています。

また、感染対策支援の内容や料金については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

「私の施設でも相談できる?」「まずは話だけ聞いてみたい」という場合も、お気軽にお問い合わせください。
現場経験のある感染管理認定看護師として、できるだけわかりやすく、実践につながる形でサポートいたします。

▶ ご相談はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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