病院の感染対策支援|回復期病棟の感染管理担当者からいただいたご感想【香川県】

実績

香川県を拠点に、医療・介護・保育の現場で、感染対策の相談、職員研修、マニュアル・BCP整備など、現場に合った「無理なく続けられる感染対策」の支援を行う、感染管理認定看護師の横山達也です。

感染対策を担当していると、

「この判断で本当にいいのだろうか」
「取り組みたいことはたくさんあるけれど、優先順位をどうつけよう」
「院内に同じ立場で相談できる相手がいない」

と迷う場面があります。

これは、感染対策の知識が不足しているからとは限りません。

専門的な知識や経験があっても、自施設の状況を客観的に整理したり、一人で多くの判断を続けたりすることには難しさがあります。

今回は、香川県内の回復期病棟を有する病院で感染対策支援を行った際に、院内で感染管理を担当されている感染管理認定看護師の方からいただいたご感想をご紹介します。

※ご本人の了承をいただき掲載しています。

▶ 実際に行った感染対策支援の内容はこちら


今回の支援で評価いただいた3つのポイント

いただいたご感想から、特に次の3点に価値を感じていただけたことが分かりました。

1.一般論ではなく「この病院ではどうするか」を一緒に考えたこと

感染対策には、標準的な考え方や守るべき原則があります。

一方、実際にそれを現場へ落とし込む際には、

  • 病院の機能
  • 患者さんの特徴
  • 職員体制
  • 建物・設備
  • 日常業務の流れ

などを踏まえる必要があります。

今回の支援でも、一方的に一般的な感染対策を説明するのではなく、

「この病院の状況なら、どのように考えるのが現実的か」

を担当者の方と一緒に整理しました。

ご感想の中でも、病院の機能的特性を踏まえて自施設に合った感染対策を一緒に考えられた点を評価していただきました。


2.日常業務の中で迷っていた具体的な課題を相談できたこと

今回のご相談では、感染対策全体について漠然とお話ししたわけではありません。

実際の業務の中で判断に迷われていた、

  • 薬剤耐性菌の検査結果の見方
  • 経験の少ない耐性菌への対応
  • 手指消毒薬の使用率向上
  • 職員への働きかけ方
  • ベッドパンウォッシャーの運用
  • 設備を職員へ定着させる方法

など、具体的なテーマについて意見交換を行いました。

感染対策の相談というと、

「大きな問題が起こってから相談するもの」

と思われることがあります。

しかし実際には、

日常業務の中で生じる小さな迷いを整理すること

も、外部の専門家を利用する大きな意味の一つだと考えています。


3.感染対策担当者自身が、判断を整理できたこと

感染対策担当者は、

「何か起きたら自分が判断しなければならない」

という立場になりやすく、院内に気軽に相談できる相手がいないこともあります。

今回の支援後には、

「安心して対応できるようになりました」

というご感想もいただきました。

外部支援の役割は、すべての答えを代わりに決めることではありません。

現在行っている対策や考え方を一緒に整理し、

「この方向で進めてよさそうだ」

と担当者自身が判断しやすくなることも、大切な支援の一つだと考えています。


実際にいただいたご感想

今回の支援では、多くの質問について一つずつ状況を確認しながら意見交換を行いました。

担当者の方からは、主に次のようなご感想をいただいています。

  • 多くの質問に対して丁寧な説明があり、参考になった
  • 病院の機能や現状に合わせて感染対策を一緒に考えることができた
  • 薬剤耐性菌について、実際の業務につながる具体的な助言を得られた
  • 手指消毒薬の使用率向上だけでなく、指導する担当者が疲弊しないための関わり方についても相談できた
  • ベッドパンウォッシャーについて、運用や職員への定着、業務効率化の視点から意見を得られた
  • 判断に迷っていたことを整理でき、その後の対応への不安が軽減した
  • 今後、課題が生じた際にも相談したいと感じた

感染対策の技術的な内容だけでなく、

「実際にこの施設で続けられるか」

という視点まで含めて相談できたことを評価していただけたことは、私自身にとっても大変ありがたいことでした。


感染管理認定看護師でも、相談相手が必要なことがあります

今回ご相談いただいた方も、私と同じ感染管理認定看護師です。

そのため、

「感染管理認定看護師なのに、外部へ相談する必要があるの?」

と思われるかもしれません。

しかし、専門資格を持っていることと、

自施設のすべての課題を一人で判断できること

は別です。

特に、

  • 感染管理業務を他業務と兼務している
  • 院内に同じ専門領域の相談相手がいない
  • 複数の課題を抱えて優先順位に迷っている
  • 自分の判断を一度外部の視点から確認したい
  • 設備や仕組みを導入したが運用方法に迷っている

といった場合には、外部の専門家との意見交換が役立つことがあります。

私自身も病院勤務時代、感染管理を担当する中で、

「ちょっと相談できる相手がいること」の大切さ

を感じてきました。

だからこそ、つなぐ感染対策支援室では、

「こちらが正解を教える」

という関わりではなく、

担当者の方と一緒に課題を整理すること

を大切にしています。


外部の感染対策支援は「できていないところを探す」ためだけではありません

外部の専門家に施設を見てもらうことに、

「できていないところを指摘されそう」

「たくさん改善を求められそう」

というイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし、実際の支援では、

現在すでにできていることを確認すること

も大切にしています。

感染対策では、何か新しい対策を追加することばかりが改善ではありません。

例えば、

「この取り組みは今のままで大丈夫」
「ここは優先順位を下げてもよい」
「この部分だけ少し方法を変えてみよう」

と整理できれば、限られた人員や時間を本当に必要な部分へ使えるようになります。

その施設にとって無理なく続けられる方法を、一緒に考える。

これが、私が感染対策支援で大切にしていることです。


このような感染対策担当者・施設におすすめです

例えば、次のようなお悩みはないでしょうか。

  • 感染対策担当者が一人で判断を抱えている
  • 今行っている対策が適切なのか確認したい
  • 感染対策業務に使える時間が限られている
  • サーベイランスや耐性菌対応について相談したい
  • 手指衛生への働きかけに行き詰まっている
  • 新しい設備や仕組みを導入したものの、運用方法に迷っている
  • 院内では相談しにくい内容を外部の専門家と整理したい
  • 改善すべきことの優先順位を一度整理したい

「明確な問題が起きているわけではないけれど、一度誰かと整理したい」

という段階でも構いません。


感染対策のお悩み、一人で抱えていませんか?

感染対策に関する課題は、施設の規模や職員体制、設備などによって異なります。

「今の対応で本当によいのだろうか」
「改善したいことはあるけれど、何から取り組めばよいか分からない」
「感染対策について、気軽に相談できる相手がいない」

そんなお悩みはありませんか?

つなぐ感染対策支援室では、2026年11月から全国の医療機関・介護施設・保育施設などを対象としたオンライン相談を開始しました。

オンライン感染対策相談:60分 15,000円

感染管理認定看護師が、現在のお困りごとや施設の状況を伺いながら、実際の現場で取り組める感染対策を一緒に考えます。

具体的な相談内容が決まっていなくても構いません。

「まずは課題を整理したい」という段階から、お気軽にご相談ください。

▶ オンライン相談の詳細・お問い合わせはこちら


「つなぐ感染対策支援室」では、医療機関・介護施設・保育施設などを対象に、感染対策の相談、現場ラウンド、職員研修、マニュアル・BCP整備などの支援を行っています。

オンライン相談は全国対応、現場への訪問支援は香川県を拠点に実施しています。

施設の状況に合わせて、無理なく続けられる感染対策を一緒に考えます。

各サービスの内容や料金については、公式ホームページをご覧ください。

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